競走馬術

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競走馬術

いろいろな騎乗スタイル

騎乗姿勢

馬術の基本的な騎乗スタイルは主に3種類です。

・スリーポイント(3Points)

引き馬や、乗馬クラブの初級レッスンで騎乗する時のスタイルです。鞍に座り、馬体に尻・ ひざ・かかとの3点が接していることから「スリーポイント」と言います。

・ツーポイント(2Points)

かかとを踏み込んで鞍から尻を上げ、ひざとかかとでバランスを取る騎乗スタイルを「ツー ポイント」と言います。障碍馬術で、障碍を飛越する瞬間にとる姿勢です。

・モンキースタイル

猿が乗っているような姿勢から「モンキースタイル」と呼ばれています。いわゆる”競馬の乗 り方”です。ツーポイントより鐙(あぶみ)が短いので足を折りたたみような姿勢になり、馬体 と騎手の胴体がほぼ平行になります。

鞍から立つという原理はツーポイントと同じですが、モンキースタイルはひざが馬体と接し ていないため、鐙(あぶみ)だけでバランスを取らなければなりません。

この3つのスタイルは鐙(あぶみ)の長さとバランスを保つ軸が異なるだけ(右写真参考)で、求められる馬術の技術は同じです。

競走馬術の騎乗方法

騎乗スタイル

モンキースタイルの中でも、更にアメリカンスタイルやヨーロッパスタイル(ヨーロピアンスタイル??)などに分かれています。

・アメリカンスタイル

アメリカでは、粘土質かつ整備されたスピードが出やすい馬場なので、素軽い走りが求め られます。アメリカンスタイルは、馬に掛かる負担を最小限に抑えて、軽く早い走りを促しま す。

・ヨーロッパスタイル

ヨーロッパでは、芝が深く坂の勾配が激しい馬場なので、力のある走りが求められます。 ヨーロッパスタイルは、馬の脚の踏み込みを重視した騎乗方法で、重心軸を後方に置くこと で力のある走りを促します。

日本の競馬場の芝コースはスピードが出やすい馬場なので、アメリカンスタイルに近い騎乗が多く見られます。一方、ダート(砂)コースは力のいる馬場なので、ヨーロッパスタイルに近い騎乗方法が多く見られます。

芝のレースが多い中央競馬に、ダートのレースが主流な地方競馬の騎手が参戦した時に、騎乗姿勢の違いを感じるのはこのためです。

2011年07月30日